中和門(チュンファムン)は、1902年に創建された木造建築で、徳寿宮の正殿である
中和殿の正門です。正面3間、側面2間の重軒多包系八作屋根(四隅の軒の先が上に反り返っている韓式の家)様式です。大韓帝国初期に建設された慶運宮(徳寿宮の旧名)の平面図を見ると、中和門の南側には徳寿宮の正門である仁化門があり、大漢門と中和門の間には朝元門がありました。本来は他の王宮と同じように左右に行閣があったのですが、今では全てなくなり、中和門の南東にその行閣の一部だけが残っています。中和門は中和殿とともに宝物819号に指定されています。
徳寿宮 中和門 地図(航空写真)
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