ソウルの中心地に位置する
徳寿宮(トクスグン、Deoksu Palace)は、朝鮮時代・成宗(1469-1494)の兄である月山大君(1454-1488)の住まいだったところ。徳寿宮が宮殿としての顔を持つようになったのは光海君(1575-1641)が即位して1611年に「慶運宮」と名付けてからのことで、その後名前を「徳寿宮」と直したという経緯があります。
徳寿宮の入り口である大漢門を通ると禁川があり、王の駕籠が渡れるほどの幅の禁川橋があります。正殿である
中和殿は長い歴史を物語るような古風な建物。内部の天井には2匹の龍が描かれていますが、この爪の数は7本となっています。これは龍の爪の数が中国、韓国を問わず大部分が5本で王を表すのに対し、7つは皇帝を象徴するという意味があります。
朝鮮初の洋館(ネオルネッサンス様式)と言われる
石造殿も見逃せません。
徳弘殿
徳寿宮 地図(航空写真)
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- 大漢門
- 池
- 禁川
- 咸寧殿
- 徳弘殿
- 静観軒
- 昔御堂
- 即祚堂
- 浚明堂
- 世宗大王 銅像
- 中和門
- 中和殿
- 噴水
- 石造殿
- 石造殿別館
- 光明門
- 布徳門
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場所:大韓民国 ソウル特別市 中区 貞洞 5-1
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