2004年4月、
韓国新幹線(KTX)が開業しました。ついに韓国も日本・フランス・ドイツ・スペインに加わり、時速300kmという超高速鉄道時代に突入しました。
建国以来最大の国策事業といわれる高速鉄道の開通は、超高速スピードに伴う時間短縮により韓国の主要都市を3時間台で往来できるようになり、生活に大きな変革をもたらすだけでなく、経済的・社会的・文化的にも多くの影響を及ぼすと見られています。
新幹線システムはフランスのTGVをベースとしたものです。KTXは1編成当たり動力車2両、動力客車2両、客車16両の合計20両からなっています。最高速度は、300km/hです。車上コンピューター、電車線路解氷システム、関節型台車、自動列車制御システム(ATC)、連動装置(IXL)、列車集中制御装置(CTC)、列車無線システム(TRS)、電力リモートコントロール設備(SCADA)、検修情報システム(MH)などさまざまな先端技術が利用されています。
最大の欠点は、座席です。日本の座席のように向きを変えることが出来ません。おまけに、一両の中で、前向きの座席と後ろ向きの座席に分かれています。進行方向に対して後ろ向きの座席は人気が無いので、割引料金が適用されています。
ソウル駅で発車前のKTX
路線図
京釜線(ソウル〜大田〜釜山)
ソウル、龍山(ヨンサン)、光明(クァンミョン)、天安牙山(チョナンアサン)、大田(テジョン)、東大邱(トン テグ)、密陽(ミリャン)、亀浦(クポ)、釜山
湖南線(ソウル〜西大田〜光州・木浦)
ソウル、龍山(ヨンサン)、光明(クァンミョン)、天安牙山(チョナンアサン)、西大田(ソ テジョン)、論山(ノンサン)、益山(イクサン)、金堤(キムジェ)、井邑(チョンウプ)、長城(チャンソン)、光州(クァンジュ) / 松汀里(ソンジョンニ)、羅州(ナジュ)、木浦(モクポ)
韓国新幹線の写真
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