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江陵

 東側の日本海(東海)、西側には大関嶺と五台山という地理的環境を持つ江陵(カンヌン)は、韓国を代表する観光都市の中のひとつ。古代から江原道地方の都市として重要な位置にあった江陵ですが、今でも江陵郷校、客舎門、烏竹軒など、たくさんの文化財が残っている他、 見どころ盛りだくさんのエリアです。ソウルから江陵までは高速バスで約3時間程度、飛行機なら1時間と、気軽に楽しめる地方都市です。

江陵 地図

江陵の地図

江陵の観光名所

 十五夜(陰暦1月15日)の月見のスポットとして有名な鏡浦台(キョンポデ)は、江陵市の中心地から北に約6km離れたところに位置しており、韓国式の家屋でもっとも多く使用される屋根の形である八作屋根の大きな東屋です。この鏡浦台は、地方有形文化財第6号に指定されており、正面6間、側面5間、柱28本からできています。内部には、栗谷(1536〜1584) の書いた「天の動きはゆっくりと遅く、より遠く、月はすごく澄んで明るく光をより増している」と言う内容の鏡浦台賦があり、これは栗谷が10歳の時に書いたと言われています。また、高麗時代の15代目の王である粛宗(1095〜1105)直筆の詩や曹夏望(1682〜1747)の上?文など、偉人の記文や詩板などがあります。鏡浦台の周辺には金蘭亭、鏡湖亭、放海亭、海雲亭など12もの東屋が位置しており、現在はひっそりとして自然の美術館といった様相です。

 五台山(オデサン)国立公園は1975年に国立公園に指定されました。江原道洪川郡内面と平昌郡珍富面、道岩面にまたがっています。五台山は満月台、長嶺台、麒麟台、象三台、知工台の五台をさしてつけられた名前といわれます。
 五台山は1563メートルの毘盧峰を主峰として南西に小台山、虎嶺峰、小桂芳山がそびえ、東に上王峰、頭老峰が連なる高さ1000mを超える峻嶺な名山です。この山が平らな地帯を囲むような地形を成しており、その間を北漢江の水流である五台川が深くて険しい谷を南に流れています。東台山と老人峰の間にあるチンゴゲは五台川の水流と連谷川との分水嶺になります。このチンゴゲは五台川・連谷川を経て東海岸地域につながるもう一つの交通路となっています。
 五台山を代表する寺である月精寺は満月台(東台山)に上る旧暦の15日の月が特に明るいため月精寺と呼ばれます。この寺には有名な八角九層石塔(国宝48号)と石造菩薩座像 (宝物139号)がある。また月精寺の寂滅宝宮は慈蔵が釈迦真身舎利をまつった所です。月精寺内の木立ちに沿って東に5kmほど上がると五台山史庫址がありますが、ここには霊鑑寺が建っています。また五台山国立公園はわが国で一番大きい天然樹林があり、各種植物と野生動物が多い所です。主に毘盧峰一帯のカシワの群落、頭老峰から上王峰に至る間にはつつじ・ホタルブクロなどが有名で、動物ではイノシシ、ジャコウジカ、オシドリ、キツツキなどが棲息しています。

 家の周りに黒竹が多く生えているので烏竹軒(オチュクホン)という名前がついているここは、申師任堂(1504〜1551)が暮らしたところで、申師任堂の子息である栗谷・李珥(朝鮮時代の学者・政治家)の生家です。
 朝鮮(1392〜1910)の11代目の王である中宗(1506〜1544)の時に建てられたもので、韓国の住宅建築の中でも最も古い木造の建物に属しています。烏竹軒は、1963年に宝物第165号に指定され、子孫が代々管理しているところ。中には栗谷記念館、栗谷先生が生まれた夢竜室、栗谷先生を祭った位牌堂である文成祠や烏竹軒の入口である自警門、四柱門などがある他、定宗12年(1788年)に李珥の遺品である硯や撃蒙要訣(1577年、李珥が学問を始めたばかりの人を教えるために書いた本)を保管するために建てられた御製閣もあります。烏竹軒横に位置する江陵市立博物館は、江陵地域の先史時代の遺物など、さまざまな歴史的資料を所蔵しています。
 烏竹軒は、5000ウォン紙幣の裏面のデザインに採用されています。
5000ウォン紙幣 烏竹軒

北朝鮮 鮫型 潜水艦  統一公園1996年9月に魚網に引っ掛かり座礁した北朝鮮の潜水艦がこの場所で発見されました。潜水艦の北朝鮮兵士が上陸し、韓国軍と銃撃戦を行い双方に死者が出たニュースは世界に流れ衝撃を与えました。公園は2001年に開園し、そのときに座礁した北朝鮮潜水艦が公開展示されています。

 

 

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