大陵苑(テヌンウォン)は新羅王朝の王族の大規模な古墳群。広さ12万坪の敷地に23基の古墳が集まっていますが、地下の古墳まで合わせるとその数は200基以上とされています。これらの中で最も有名なのは
天馬塚と皇南大塚です。
天馬塚という名前は1970年代に発掘された時に天に登る馬の姿が描かれた絵が見つかったため付けられたものです。1500年前の古新羅時代で唯一の絵画として大変貴重なものです。大陵苑にある墳墓の中で唯一内部を公開しています。内部には11526点の文化財と王冠まで復元されており古代の王の華やかな生活の様子を窺い知ることが出来ます。
またもうひとつの見所は大陵苑で一番大きなは皇南大塚。夫婦陵で天馬塚より多い三万点の遺物が発見されていて、この皇南大塚により新羅時代の女性の地位がどれほど高かったものかを知ることが出来たと言われるものです。
大陵苑の正門。かわいい人形が出迎えてくれます。
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